石川県小松市,金沢市,加賀市,能美市,野々市市,白山市のリフォーム&リノベーション専門| イング建築設計

SNSからもご相談を受け付けています!

FACEBOOK Instagram LINE

お問い合わせ

来店予約

お問い合わせ

来店予約

スタッフブログ

中古物件を買ってリノベーションする費用相場解説!

2024年11月6日(水)

中古物件は販売価格が安く、安価に購入できるのがメリットです。内装をリフォーム・リノベーションすればまだまだ使える物件であれば、お買い得に感じるかもしれません。とはいえ、リノベーションにはコストがかかります。リノベーション費用が高くなりすぎると、中古物件を購入するメリットも減ってしまうので注意しましょう。

本記事、中古物件を買ってリノベーションする場合の費用相場を解説します。メリット・デメリットやリノベーション時の注意点にも触れるので、情報収集としてご参考ください。

中古物件を買ってリノベーションするメリットとデメリット

ではまず、中古物件を購入してリノベーションするメリットとデメリットをご紹介します。

中古物件を買ってリノベーションするメリット

中古物件を買ってリノベーションする大きなメリットとして、コストパフォーマンスの良さが挙げられます。中古物件は新築物件に比べて販売価格が低いため、同じ予算であってもより広い空間や好立地の物件を選べます。特に人気のエリアでは新築物件の価格が高騰することが多く、立地面を考えて希望する物件が欲しいときは中古物件を視野に入れてみるとよいでしょう。

中古物件を買ってリノベーションするデメリット

一方、中古物件を買ってリノベーションするデメリットもあります。主なデメリットとして、予想外の金額が発生する点が挙げられます。リノベーション費用が想像以上に高くなった場合、せっかくの「中古物件は安い」というメリットが少なくなってしまいます。

 

時間も手間もかかることを考えると、中古物件を買ってリノベーションをするメリットが感じられなくなってしまうこともあります。当初の予算を大幅に超えてしまわないよう、綿密なリノベーションプランが求められます。

中古物件を買ってリノベーションするときの費用相場

アットホーム株式会社の調査によると、中古物件を買ってリノベーションの費用相場は、中古一戸建てで平均672万円、中古マンションで456万円となっています(※)。

(※)参考:アットホーム株式会社「中古住宅のリノベーション実態調査」

中古マンションのリノベーション費用相場

中古マンションの場合、設備増強にコストをかけるケースが多いです。キッチンを壁付けタイプから対面式タイプに変更したり、床暖房・ウォークインクローゼットなど流行を取り入れた設備を強化するケースが見られました。

中古一戸建てのリノベーション費用相場

中古一戸建ての場合、リノベーションの自由度が高くなるためよりコストがかかります。例えばマンションでは難しい広いトイレをそれぞれの階に作ったり、生活動線を考えてキッチンや水回りをまとめたりすることもあります。マンションと違う点として排水管の位置が限定されないこともあり、理想を実現するリノベーションができるのがポイントです。

中古一戸建てリノベーション1,500万円以上

とはいえ、なかには1,500万円以上をかけて大規模なリノベーションをする人も少なくありません。予算が潤沢であれば内装・外壁の改修だけでなく、基礎部分の補修や地盤の改良にも着手できる他、一戸建ての耐震強化等も可能です。長く快適な暮らしをしたいときは、コストをかけてリノベーションするとよいでしょう。

予算内で理想を叶えるポイントや安く抑える方法

予算内で安く理想を叶えるポイントは、優先順位づけにあります。やりたいリノベーションをてんこ盛りにすると、どうしてもコストとのバランスが取れなくなってしまうものです。

 

目安となる予算を限定したい場合、全ての理想を満たすことは難しいため、優先順位をつけることが必要です。リノベーションの中で特に重要なポイントやこだわりたい部分を決め、それ以外の部分は徐々にリフォームで対応できるか検討しましょう。

 

また、シンプルなデザインに変更したり、初期投資がかかる設備を避けたりするのもポイントです。上記のような相談は、リノベーション会社や地域の工務店で見積りを取りながら検討します。なかには補助金の活用についてアドバイスしてくれる業者もあるので、相談してみましょう。

リノベーション費用が高くなるポイント

リノベーション費用が高くなるポイントとして、以下が挙げられます。

 

  • リノベーションの内容
  • リノベーションする面積
  • 設備機器や内装材のグレード
  • 建物の立地条件

 

以下でひとつずつ解説します。

リノベーションの内容

一口にリノベーションと言っても、内容はさまざまです。リフォームに近い簡易的な内装工事から、水回りの位置変更・断熱材や床暖房の追加など抜本的なリノベーションが必要な工事まで内容は多岐に渡りますが、当然ながら手間と技術が必要なリノベーションであるほど費用も高くなります。

 

その他、外装や屋根の改修・耐震補強・断熱工事・照明や配線の見直し・全体的な間取り変更を伴う場合、住宅の根幹から変えなくてはいけないためコストも膨らみます。反対に、簡易的なリノベーションで済む場合はコストが安くなります。

リノベーションする面積

リノベーションする面積が広ければ広いほど、コストが高くなるため注意しましょう。家全体の間取りを変えるような大規模なリノベーションであれば高く、「お風呂だけ」「キッチンだけ」「壁材だけ」など場所が限定されていればその分コストも限定されます。

 

面積が広くなるとその分使用する材料が増えるため、材料費が高くなります。その他、施工にかかる労働力も増えるため、必要とする人員・時間・手間が増えればその分人件費も高くなるでしょう。配管や電気配線などの工事も複雑化しやすく、コストが高くなってしまうのです。

設備機器や内装材のグレード

設備機器や内装材のグレードを高くする場合、材料自体の価格が上がるため最終的なリノベーション費用も高くなります。「せっかくリノベーションするなら」と高額な設備機器にしたり、内臓のグレードを高くしたりすると、あっという間に予算をオーバーするかもしれません。高い設備・内装は魅力的ですが、コストパフォーマンスや長期的なメンテナンス費用も視野に入れて決定する必要があります。

 

また、その時に注目を集めている人気の設備機器・内装材の場合、需要が高くなって通常より高価格になっていることがあるので注意しましょう。直近のトレンドや値段の変動も見ながら相談していくのがおすすめです。

建物の立地条件

建物の立地条件が悪いと、リノベーションのコストが膨らむことがあります。資材の搬入や施工業者の出入りに時間がかかるため、その分人件費や輸送費が膨らみやすくなります。

 

地方やマンションの高層階の場合、リノベーションの費用が多めにかかるかもしれません。できればリノベーション実績の多い地元の工務店に依頼するなど工夫し、コストを安く抑えられるよう意識しましょう。また、規制・許可・景観への配慮が厳しいエリア、地盤の状態が悪い場所などでの大規模リノベーションも難航することがあります。

中古物件を買ってリノベーションするときの注意点

中古物件を買ってリノベーションするときは、あらかじめ以下の点に注意しましょう。

 

  • 物件の状態をしっかり確認しておく
  • 適切な業者選びをする

 

以下で詳しく解説します。

物件の状態をしっかり確認しておく

中古物件は、築年数や過去の使用状況によって状態が大きく変わります。構造、基礎、屋根、配管、電気設備などを細かくチェックし、理想に近づけるリノベーションをしたときのコストを試算しておくことが重要です。同じリノベーションをする場合でも、物件によってやりやすさやコストが変わるので注意しましょう。また、過去の修繕履歴を確認し、どのようなメンテナンスが行われてきたかを把握するのもおすすめです。

適切な業者選びをする

リノベーションを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。過去の実績や口コミをもとに業者を選定し、打ち合わせでの対応やフレキシブルな提案力を比べてみるのが近道です。複数の業者から相見積りを取り、サービス内容や価格を比較する方法もあります。また、契約前には工事の内容・期間・保証・アフターサービスについてしっかりと確認し、納得の上で申し込みましょう。

まとめ

中古物件は自由にリノベーションすることができ、安く理想の住まいを手に入れられるなど多くのメリットがあります。しかし、無計画にリノベーションしようとするとあっという間にコストが膨らんでしまうため、依頼先の業者と打ち合わせしながら優先順位を決め、コストパフォーマンスをよくしていく工夫も必要です。

 

イングでは、石川県を中心にリフォーム・リノベーションのご相談を受け付けています。「なるべく安く済ませたいが施工事例はあるか」「他社と相見積りを取りたい」などの相談も可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。